この記事には次のような事が書かれています。
2017年1月25日のテレビ番組「あさイチ」。
“住宅耐震の落とし穴”というテーマで、
耐震補強についてのお話がありました。
その中に、『リフォームの落とし穴』があるという話も。。。
リフォームで耐震性が落ちたケース
紹介された事例は、
熊本地震を教訓に我が家を耐震補強しよう思った築40年のお宅。
いざ工事を始めたら、
過去にリフォームした場所が
耐震性を落としていたことが分かったそうです。
過去のリフォームというのは、
部屋が暗いので明るくするために窓を広げたリフォーム。
その時になんと、
壁に入っていた筋交いを切っちゃってた!(゚д゚lll)
「窓を広げるなら筋交いを切らないと難しい」
って相談して欲しいですよね。(`⌒´)ノ
筋交い切っちゃった場所はいじれないので、
隣りの壁に筋交いと耐震合板を入れて補強したそうです。
こんな風に耐震の事を考えずにリフォームしてしまったケースは良くあるとか。
例えば、
- 換気扇を付けるために筋交いを切っていた。
- 部屋を広くするために柱や壁を撤去した。
- 基礎に配管の穴を開けて傷つけた。
など。
リフォームは役所に届ける必要がないので、
建築確認申請が必要ないそうです。
(増築や大規模の模様替えの場合は違います。)
なので建築基準法の目が行き届かないという落とし穴があります。
慣れていない業者だと見栄えだけよくして、
耐震性を考えないケースもあるそうなので、
リフォームをする際は何社か見積もりを取ったほうが良いですね。
リフォームやリノベーションも、
新築同様に耐震性を考えて欲しい。
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我が家のリノベはどうなんだ??
我が家のリノベは、
筋交いを切ったりはしていないと思いますが、
間取図を見てみると、
リノベ前の家よりも壁が増えてるけど、
まだ直下率は低いと思います。
http://outisagasiblog.com/2274.html
特に西側と南側の壁が。
間取り図を見ながら、
なんだか頭がどんよりしてきました。
リノベーションで工務店さんが壁を増やしてくれたのが救いです。
でも、直下率のことを知っていたら、
間取りは随分変わっていただろうなぁ。
運よく壊れずにいてくれたことに感謝し、
今できることをやっておくしかないですね。
耐震補強が必要ならば、
時間が掛かってもやっていきたいです。