コストカット&アンティーク風ハウス、女性一級建築士の佐藤静さんの家

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テレビ番組「ヒルナンデス」の
女性一級建築士のお宅覗くんデス』のコーナー。

4月4日の放送は、
女性一級建築士の佐藤静さんのお宅が紹介されていました。

佐藤さん宅は14年前に築33年の中古住宅を購入し、
3年前にアンティーク風ハウスに改築したお家。

ご家族5人でお住まいです。

間取り

1階:玄関、キッチン、リビング、ダイニング、和室、トイレ
2階:寝室、子ども部屋、ミニリビング、浴室、洗面所、トイレ

外観

外壁は白を基調として、
ドアや窓枠、フェンスなどがブラウン色のお家。
外壁材には「光セラ」(ケイミュー株式会社)を採用。

「光セラ」は太陽の光で汚れを分解する働きがあるそうです。
なのでメンテナンス経費が安く付く。

「光セラ」のお値段は1平米5700円。

通常のセメント原料の外壁材は、
1平米約3700円だそうなのでちょっとお高いですが、
長い目で見たら高い買い物ではないという事ですね。

道路に面してちょっと上ったところに家が建っているので、
駐車場の上は庭の一部という感じ。
駐車場の上はデッキを作って庭を広く感じさせています。
デッキのフェンス(柵)は、
ご主人(元大工さんの一級建築士)の手作り。
外注すると約40万円ですが、ご主人は約4万円で作ったそうです。

1階のようす

玄関(約4帖)

4帖もある広々とした玄関は、
急な来客対応にベンチが置いてあります。
そのベンチは、なんとテレビボード。
造作してもらうと20万円ほどかかるそうですが、
ネットで35,000円で購入。

テレビボードをベンチ代わりにしてコストカット。

確かに低いタイプのテレビボードって、
ベンチみたいですね。

耐荷重の重いボードだと座っても頑丈だし、いいですね。

リビング(約8帖)

開放感を感じるリビング。
その工夫は、

  • 通常2.4mの天井高を10cm高くして2.5メートルにした。(その分梁が8センチほど見える)
  • ドアの高さを天井と合わせた。(ドアは上吊り引き戸タイプ。お値段はオーダー物で1枚135,000円。)

リビングドアはコストを掛ける価値あり。

床材は「ブラックウォルナット」という床材。
床暖房にも対応しています。
(朝日ウッドテック ライブナチュラルプレミアム)

この「ブラックウォルナット」のお値段は、
1階の床面積約29.7帖で、約155万円したそうです。
けっこうお高いですね。
もっとコストの低いプリントタイプのフローリングだと、
同じ広さで、約35万円だそうです。

アンティークハウスを作る場合には、床は高級な材料がおすすめ。

ダイニング(6帖)

ダイニングには新婚当時から使っている
ダイニングテーブルとイス、
そしてアンティーク風な茶棚があります。
佐藤さんはこの大切なテーブルなどを活かしたダイニング作りをされていました。

ダイニングテーブルの椅子として
壁際にベンチがありましたが、
これは造作物で約20万円。

ベンチの中は収納になっていて、
防災グッズが収まっていました。

キッチン(約6帖)

デザイン性のあるタイルが目を引きます。
このタイルも佐藤さんのこだわり。
お値段は約10万円。

タイルはお値段が高いですが、長持ちで見た目の経年劣化が少ないそうです。

ちなみにパネルタイプだと約7万円とコストは低いですが、
経年劣化で色が変化したりするそうです。

パントリーはダイニングやリビングから見えない位置に作ってあります。

和室(5.3帖)

リビングの隣りにある和室には、
扉がなく小上がりになっています。
扉を付けないことでリビングが広々とした印象になっています。

壁面収納は棚だけ大工さんに作ってもらって、
中の引き出しは既製品(無印良品)の引き出しを利用しています。

この無印の引き出し(スタッキングチェスト)
に合わせて棚を作ったという事です。
無印の引き出しは一個9000円。
同じものを造作してもらうと5万円くらい掛かるそうです。

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2階のようす

2階の床や扉

2階の床や扉は、1階とは違う種類を使っています。
床材は「ライブナチュラルハードメイプル」という
明るめの色で強度も高いタイプ。

1階の「ブラックウォルナット」と比べると
お値段はリーズナブル。
2階の床のお値段は約55万円。

同じ広さで1階の床材を使ったら約160万掛かるそうです。

扉も通常の長さで既製品。
お値段は1枚7万3千円とコストを抑えています。

2階はプライベート空間(子どもさんもまだ小さいので)なので、コストを抑えている。

ミニリビング(4帖)

小さなテレビを置いています。
ここでアイロン掛けなどもしています。

子ども部屋(各部屋5帖かな)

クローゼットの扉は付けていません。
これで約10万円コストカット。
珍しかったのは、姉妹の部屋と部屋を仕切る内壁に、
扉無しの出入り口がありました。

洗面所(3.5帖)

5人家族なので洗面台はちょっと長めです。
洗面所の横には、
洗濯物干し場へ行ける通路があります。
干場が近いのですぐ干せるし、
雨が降れば通路で部屋干しできるので便利です。

佐藤さん宅の建築費

建築費はなんと2500万円だそうです。

お金を掛けたいところは掛けて、そうでない所は抑える。
こういうメリハリを付けることでコストが随分抑えられるようです。

佐藤さんの設計事務所は、TOMO設計室