この記事には次のような事が書かれています。
写真はイメージです。
テレビ番組「ヒルナンデス」の
『一級建築士のお宅覗くんデス』のコーナー。
7月11日の放送は、
一級建築士の余田正徳さんと、
奥様でインテリアデザイナーの余田樹子さん
のお宅が紹介されていました。
余田さんのお宅は、まるでリゾートホテルのスイートルームのようなお家でした。
建坪が13坪と限られた面積の中で、広く見せる工夫が光っていました。
余田さんご夫妻のお仕事は、
「低価格&ラグジュアリーなデザインが人気」だそうですよ。
余田さんの事務所のサイトに写真があります。
建坪13坪で家を広く見せる工夫
余田さんがお住まいの地域は建蔽率が40%。
敷地面積が34坪なので、建坪は約13坪です。
13坪というと駐車場約4台分だそうです。
この狭い面積で、家を広く見せ工夫が色々あり参考になりました。
玄関まで歩かせることで高揚感が出るそうです。
玄関ドアを開けると大理石の床。
玄関の床と廊下に段差がありません。
2階のリビングの天井高は3.5m。
玄関の中庭とは別に反対側にも中庭があります。
リビングからは2つの中庭が見えます。
中庭が見えるガラス窓は足元から設置された大きな一枚もの。
余田さん宅は家の高さと同じ外壁があります。
なので、大きなガラス窓でもご近所の目が全く気にならないのです。
外壁があって中庭があってお家が建っている余田邸。
これはいい考えだなと。
猫を飼おうと思ったら外に出さないように工夫が必要。
高い外壁があったら安心です。
キッチンはリビングと同じ空間にあります。
広さは5帖。
アイランドキッチンがあって、壁側に収納です。
アイランドキッチンの反対側の壁には大きな鏡が。
コンロ周りは壁ではなくガラスで仕切られています。
床や壁の色は白が多く、キッチンも白。
白とガラスの印象で、より広く感じるのかなと思いました。
1階の浴室からも大きなガラス窓から中庭が見えます。
そしてガラスで仕切られた洗面脱衣所へ中庭の光が差し込みます。
お風呂の壁は広いタイルを使って、目地を少なくしています。
目地を少なくすることで汚れが目立たなくなるそうです。
1階には仕事部屋があります。
ここは2つの中庭に挟まれた位置。
それぞれのデスクは中庭を向いているので、
中庭の樹木が集中力を高めてくれるとか。
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高級感のあるスイートルーム風を作る工夫
ラグジュアリーな雰囲気を出す工夫として、
玄関は家の顔なので、床は大理石を使ったそうです。
天井高3.5メートルのリビング。
白とガラスのイメージの内装。
ドアノブもガラスかしら?
白いドアにガラスのドアノブ。
全体の雰囲気は「洋」ですが、
奥様のセンスが光る東洋のインテリアも。
一番目を引いたのは、
ヨーロッパ調の大きなソファーと大画面のテレビ、
そして開放感かな。
テレビは60インチの大画面。
壁付で高い位置に設置。
テレビの下にはなんと暖炉が。
この暖炉の燃料はエタノールなので、煙突要らず。
マンションや賃貸でも使える暖炉だそうです。
キッチンの天板は水晶(クウォーツ)を使用。
壁際のキッチン収納の吊戸棚には、ワインセラーを作りました。
キッチンにはオシャレな
「デトックスウォーターのサーバー」が置いてありました。
寝室に入ると、クッションのような壁が一番に目に入ってきます。
これは足元から天井までの高さがあるクッション風のヘッドボードです。
高級感がすごかったです。
一階のお風呂はジャグジーです。
浴槽の縁にはランプ風な照明が取り付けてありました。
洗面台はメイク台としても使っています。
専用のイスが猫脚のヨーロッパ調です。
ロココ調というのでしょうか、
姫系というのでしょか、
奥様はこんな感じがお好きみたい。
↓
そして、
奥様の徹底した収納術
インテリアデザイナーの奥様、樹子さんの収納力は凄いです。
キッチンの引き出しには、
オーダーメイドのアクリル板の仕切りで
道具がキレイに並べられています。
また、調味料を入れたガラスの瓶も統一感があり、
その瓶のサイズに合わせて、
引き出しの大きさを決めたというこだわりようです。
ゴミ箱もそうでした。
引出しの取っ手もヨーロッパ調で、
これは洗面化粧台も同じ物。
統一感が徹底されていました。
洗面台の引き出しの中も、
アクリル板でキッチリ仕切られていて、
何がどこにあるか一目瞭然。
クローゼットの中は、
同じハンガーを使うことで統一感を出していました。
服の並べ方もグラデーションを意識した並べ方です。
高級感あふれる、余田さんのお宅の建築費は、
3,800万円だそうです。
もっと高いのかと思ったら、
お家自体は木造建築なので、
それでコストが抑えられているそうです。