この記事には次のような事が書かれています。
住宅ローンの本審査に通ったら、
住宅ローン会社で契約を結ぶ手続きをします。
(これを「金銭消費貸借契約」略して「金消契約」と言います。)
金消契約時に用意する書類の一つに、
「住民票」がありますが、
「住民票は、購入する住宅の住所でないとダメです。」
と仲介のC不動産から言われました。

まず思ったのが、
- 住んでもいないのに住民票の移動ができるの?
- まだ売主さんに残金払ってないのに私達が住んでることになってもいいの?
なぜ住宅ローンの契約を結ぶ時に新住所の住民票なのか
住宅ローンは他のローンに比べて利息が安いですが、
これはその家に生活のために住むことが前提だそうです。
投資目的だったり事業用だったりの場合は、
ローンの種類が変わったり、
場合によってはローンが組めないこともあるようです。
なので生活以外に使用しないことを防ぐために、
購入する物件の住所に住民票を移動しないといけないんだとか。
分かったような分からないような感じですが…。
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住民票を移動する時に役所で何と言えばいいのか?
では、役所に行って住民票を移動させる時に、
そのままの事実を伝えたら受理してもらえるのか?
例えば、
「実際はまだ住んでいないし、自分の持ち家にまだなってないんですけど、住宅ローンのために住所変更しなくちゃいけないから、住民票を移動しに来ました♪」
なんて正直にお話したら「NG!」だそうですよ。
役所の人に「新住所にお住まいですか?」と聞かれたら、
「はい住んでいます。」と言わないといけない。
「ええ!?それって嘘をつくことになるじゃないですか~。嘘つく自信あんまりないな~、とういうよりも、それってやっていいことなんですか?」
とC不動産に尋ねたら、
なんでも、このやり方は慣例なんだとか。
暗黙の了解と言うやつでしょうか。
そんなこと言われてもあまり気持ちのいいことではないですよね。
できれば、正直にお話しても住民票が移動できるように
行政でなんとか考えてくれないものでしょうかね。
それに引き渡しの日まで売主さんが住んでる場合はどうなるんでしょうか?
私たちの場合は売主さんは別に住んでいて
空き家だったからいいかもしれませんが。。。
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ARUHIの場合は住民票の移動に猶予がありました
この住民票の移動に、
あまり乗り気でない我が家に対してC不動産は、
住宅ローン会社のARUHIに聞いてみますと言ってくれました。
後日、
「ARUHIの場合、金消契約時に新住所でなくても良いそうです。」
という連絡が来ました。
聞いてもらってよかった!
というか、知っててくださいって感じ。。。(´д`;)
「金銭消費貸借契約年月日」(借入金が振り込まれる日)から2ヵ月間の猶予があるそうです。
実際に、金消契約の日に、「入居遅延申請書」という書類を書いて提出しました。そして、「金銭消費貸借契約年月日」から2ヶ月以内に住所を変更して、新しい住民票をARUHIへ提出しました。
C不動産の担当者によると銀行だとそうはいかないそうです。
ARUHIだから良かったみたいな事を言われました。
※全ての銀行がダメなのかは分からないので、
金消契約のためだけに住所変更をしたくない場合は
一度確認したほうがいいかもしれません。
我が家の場合この中古戸建を買った後に、
リフォームをするので2か月以内に引っ越すことはできませんでした。
なので、2か月後に役所に行って住民票移動をした時は、
住んでいないけど「住んでいます。」と返事をしました。
でも、自分たちの物になった後だったので、
後ろめたさはなかったです。